演劇と文学でひもとく -交錯するそれぞれの視点-
高知県立県民文化ホールとカムカムミニキーナによる舞台『しめんげき「幽霊塔」』の上演にあわせ、作品世界を深掘りする特別トークセッションを開催。
高知県立文学館の協力のもと、明治期探偵小説の背景と舞台演出の魅力を、同館主任学芸員・福冨陽子氏とカムカムミニキーナ主宰・松村武氏(劇作家・演出家)が3部構成で解説&フリートークを行います。
第1部|文学からひもとく探偵小説の系譜講師:福冨陽子(高知県立文学館 主任学芸員)
明治期に花開いた探偵小説の世界を照らし出し、その中で黒岩涙香と幽霊塔が果たした役割や、彼と関わりのある作家たちの軌跡をたどります。
第2部|劇作家・演出家が語る『幽霊塔』の魅力講師:松村武(カムカムミニキーナ主宰/劇作家・演出家)
『幽霊塔』をなぜ今、舞台として甦らせるのか。物語世界の魅力や演出意図、舞台化に込めた思いを語ります。
第3部|演劇×文学 フリートーク登壇:松村武 × 福冨陽子
劇作家・演出家と学芸員、それぞれの立場から『幽霊塔』を語る自由なクロストーク。演劇と文学、異なる表現領域が交錯するなかで見えてくる新たな魅力を探ります。
※内容は変更する場合がございます
本公演:しめんげき「幽霊塔」の詳細は▼https://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=2465